IBDと低亜鉛血症

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炎症性腸疾患における血清亜鉛濃度

炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease: IBD)患者の臨床転帰を血清亜鉛濃度正常域群(≧ 0.66 μg/mL)と低値群(<0.66 μg/mL)に分けてプロスペクティブに検討したシカゴ大学消化器病センターの報告における評価対象例のうち41.4%(412/996 例)[クローン病患者42.2%(326/773 例)、潰瘍性大腸炎患者38.6%(86/223 例)]が血清亜鉛濃度低値群でした。


Discussion
炎症性腸疾患における亜鉛の関与を読み解く
座長:
東京慈恵会医科大学 
消化器・肝臓内科 主任教授 
猿田 雅之 先生

コメンテーター:
東京山手メディカルセンター 副院長 
炎症性腸疾患センター長 
髙添 正和 先生
京都府立医科大学 
消化器内科 教授 
内藤 裕二 先生
帝京平成大学 
健康メディカル学部
健康栄養学科 教授 
児玉 浩子 先生

本邦においても近年、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)患者が増加しており、その病態に微量元素である亜鉛が深く関与していることも国内外で報告されています。本座談会では、IBD治療のエキスパートである猿田先生、高添先生、内藤先生ならびに2016年に「亜鉛欠乏症の診療指針」(2018年に改訂)を作成された児玉先生から、IBDの病態や治療における亜鉛の位置づけや今後の展望についてご討議いただきました。

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